サンゴイソギンチャク - by カッパの嫁 -
急に寒さが厳しくなったような気がします。東京は朝から雨。家に居る時は雨の日もまた良しなんですが…雨の音とか匂いだとか好きだったりします。新潟で降らずに東京で降るがよい!ってなもんだ。
さて、ライムちゃんが昨日お尻から出したものがよく分かりません。透明な黄色のものなんですが、丸くってゼリーのようでライブロックに当たってもポヨヨ~ンってバウンドしてました…魚ってもう一つの落し物もするんでしょうか?謎です。見た目は元気なんで体に要らない物を外に出したのかなぁ。。
今日はサンゴイソギンチャクについて。
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サンゴイソギンチャク :ウメボシイソギンチャク科。本州中部以南に分布。絶好調の時は触手がボールのように丸く膨れていますが、触手が伸びている時もあります。水槽内でも分裂して無性生殖で増える事があるそうです。
体の中で褐虫藻が共生し、光が当たっていれば餌をあまり採らなくても生き続けることができます。ちなみに…
褐虫藻:宿主の老廃物と二酸化炭素を利用して光合成を行い養分を提供する
たま~にイカの切り身をやると喜びます。欲しくない時にはペッと吐き出しますし。
イソギンチャクはサンゴと違い好き勝手に移動します。結構可愛いですよ、一生懸命移動してて。ただ、排水口やらパイプの側に近づいた挙句吸い込まれてひそ~りと死んでしまう(そして激しく腐ってしまう→気付いた時には水槽内に毒が蔓延)事が多々あるようなので、皆さんスポンジでパイプを覆うなど工夫されているようです。我が家の水槽では水中蛍光灯を排水口と逆の壁に取り付けて、基本的にはイソギンがその辺りにいるようにしています。狙い通り、イソギンは光に釣られてお気に入りの場所からあまり移動しません。
さて、我が家には2匹イソギンチャクがいます。イソイチ、イソジ。イソジにはほとんどいつもカニキチ(カニダマシ)が乗っかっているのですが、イソジはゆっさゆっさと振り落とそうと頑張っているようです。そしてその度に激しく抵抗するカニキチ。足がイソジにくい込んどります。
イソイチは…この子は本当に…優等生です。静かに丸く美しく…そしてカニキチの影が忍び寄るとゆっさゆっさと激しく抵抗しとります。イソイチの方が小さいのでカニキチも落ち着かないようですね。すぐにイソジに帰ります。
彼等を家に迎えるにあたり、今まで使っていた蛍光灯の他に水中蛍光灯を設置しました。水中蛍光灯は明るいのでイソギン達には好評のようですが、見栄えが悪くなるのと、結構熱くなるのが問題です。幸い設置したのが10月からなので水温の上昇も抑えられているようですが…夏使うにはちょっと大変かも。
サンゴイソギンチャクは比較的飼育が簡単なようですが、先日からどうもしまりがなくなっていた我が家のイソギン達。触手が細くなり水中蛍光灯に向けて体がのびのびです。でろでろのびる体…元気がないようでした。
ここでカッパの鶴の一声。「イカを投入すべし!」
さばきましたよ、イカ(なんで逆ギレ気味かと言うと寄生虫がいたからだ!)。5㎜角くらいに切って割り箸でそぉ~っとやって…とやってるうちに割り箸ごとイソジの触手がからめとります。お、恐ろしい!!割り箸を引っ張っても上から触手が畳み込むように襲ってくる!もともとあげるつもりで口の方にイカを持っていっていた訳ですが、最後には奪われる形になりました。そうか、でろでろしてたのはお腹がすいて死にそうだったんだな…もちろんちょっとしまりが悪かったイソイチにもイカをあげましたが、こちらも触手が割り箸を掴みます。すがるように…ゴメン、そんなにお腹すいてるなんて知らなかったよ…
まぁいくらお腹がすいていたとは言え、やりすぎは禁物。イカは1つづつやってあとはカニキチにも渡してやろうと箸を近づけたのですが、当然と言えば当然ながら割り箸を近づけた途端に逃げられてしまいました。普段図太そうなので平気かな、と箸を近づけたんだけど。そりゃ逃げるよね。しっかし!実はここからが大変でした。カニキチが逃げたとたん中に浮いたイカをイソジの魔の手が!!しっかり奪われた挙句に割り箸まで引っ張られて大変です。結局2個もたいらげたイソギン達。次の日にはしっかり美しいイソギンチャクに戻っておりました。
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でろでろしだしたらイカだ!
↓ ♪ え~っさえ~っさえさほいさっさ ♪
カニキチとイソジ、我が家のマルチスター(光と影有り)
さて、ライムちゃんが昨日お尻から出したものがよく分かりません。透明な黄色のものなんですが、丸くってゼリーのようでライブロックに当たってもポヨヨ~ンってバウンドしてました…魚ってもう一つの落し物もするんでしょうか?謎です。見た目は元気なんで体に要らない物を外に出したのかなぁ。。
今日はサンゴイソギンチャクについて。
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サンゴイソギンチャク :ウメボシイソギンチャク科。本州中部以南に分布。絶好調の時は触手がボールのように丸く膨れていますが、触手が伸びている時もあります。水槽内でも分裂して無性生殖で増える事があるそうです。
体の中で褐虫藻が共生し、光が当たっていれば餌をあまり採らなくても生き続けることができます。ちなみに…
褐虫藻:宿主の老廃物と二酸化炭素を利用して光合成を行い養分を提供する
たま~にイカの切り身をやると喜びます。欲しくない時にはペッと吐き出しますし。
イソギンチャクはサンゴと違い好き勝手に移動します。結構可愛いですよ、一生懸命移動してて。ただ、排水口やらパイプの側に近づいた挙句吸い込まれてひそ~りと死んでしまう(そして激しく腐ってしまう→気付いた時には水槽内に毒が蔓延)事が多々あるようなので、皆さんスポンジでパイプを覆うなど工夫されているようです。我が家の水槽では水中蛍光灯を排水口と逆の壁に取り付けて、基本的にはイソギンがその辺りにいるようにしています。狙い通り、イソギンは光に釣られてお気に入りの場所からあまり移動しません。
さて、我が家には2匹イソギンチャクがいます。イソイチ、イソジ。イソジにはほとんどいつもカニキチ(カニダマシ)が乗っかっているのですが、イソジはゆっさゆっさと振り落とそうと頑張っているようです。そしてその度に激しく抵抗するカニキチ。足がイソジにくい込んどります。
イソイチは…この子は本当に…優等生です。静かに丸く美しく…そしてカニキチの影が忍び寄るとゆっさゆっさと激しく抵抗しとります。イソイチの方が小さいのでカニキチも落ち着かないようですね。すぐにイソジに帰ります。
彼等を家に迎えるにあたり、今まで使っていた蛍光灯の他に水中蛍光灯を設置しました。水中蛍光灯は明るいのでイソギン達には好評のようですが、見栄えが悪くなるのと、結構熱くなるのが問題です。幸い設置したのが10月からなので水温の上昇も抑えられているようですが…夏使うにはちょっと大変かも。
サンゴイソギンチャクは比較的飼育が簡単なようですが、先日からどうもしまりがなくなっていた我が家のイソギン達。触手が細くなり水中蛍光灯に向けて体がのびのびです。でろでろのびる体…元気がないようでした。
ここでカッパの鶴の一声。「イカを投入すべし!」
さばきましたよ、イカ(なんで逆ギレ気味かと言うと寄生虫がいたからだ!)。5㎜角くらいに切って割り箸でそぉ~っとやって…とやってるうちに割り箸ごとイソジの触手がからめとります。お、恐ろしい!!割り箸を引っ張っても上から触手が畳み込むように襲ってくる!もともとあげるつもりで口の方にイカを持っていっていた訳ですが、最後には奪われる形になりました。そうか、でろでろしてたのはお腹がすいて死にそうだったんだな…もちろんちょっとしまりが悪かったイソイチにもイカをあげましたが、こちらも触手が割り箸を掴みます。すがるように…ゴメン、そんなにお腹すいてるなんて知らなかったよ…
まぁいくらお腹がすいていたとは言え、やりすぎは禁物。イカは1つづつやってあとはカニキチにも渡してやろうと箸を近づけたのですが、当然と言えば当然ながら割り箸を近づけた途端に逃げられてしまいました。普段図太そうなので平気かな、と箸を近づけたんだけど。そりゃ逃げるよね。しっかし!実はここからが大変でした。カニキチが逃げたとたん中に浮いたイカをイソジの魔の手が!!しっかり奪われた挙句に割り箸まで引っ張られて大変です。結局2個もたいらげたイソギン達。次の日にはしっかり美しいイソギンチャクに戻っておりました。
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でろでろしだしたらイカだ!
↓ ♪ え~っさえ~っさえさほいさっさ ♪
カニキチとイソジ、我が家のマルチスター(光と影有り)
by umiwarabe
| 2004-11-15 10:26
| マリンアクアリウム