クーラーの設置を試み大変な目にあった挙句の失敗に打ち震える嫁之図
昨日大変な目にあいました。
あ、その前にコエダナガレサンゴの死んだと思われる部分をスポイトで吸い取ってみました。
本当に溶けている。。しかも腐っている。。
スポイトで吸い取る作業自体は結構白熱する(サンゴの基盤に力なくくっついている腐ったポリプをチュルンとスポイトで吸い取る)んでんですが、どんどん溜まっていく、見るも無残なサンゴの変わり果てた姿に涙します。ちょっと吸い取り損なうと水槽内にフワフワ糸状の物が漂うし。。何よりも吸い取った部分は匂いがありました。
ああ、死んでるな。
まさにそんな感じ。
「九相図」ってのがあるんですが、これは路上に放置された女性の死体が段々と腐敗し、最後には骨になるとゆー巻物(説明適当。仏教の教訓的な意味合いがあるそう)
なんですが、ふとそんな絵のことを思い出してしまいました。だって、今日スポイトで吸い取るまではジッと様子を見ていた訳だし。それにサンゴは骨(基盤)の部分が丸見えですからね。。サンゴには悪いことをしました。。早く安定した水温を供給しなければ。
で、これが本題。
嫁、一気奮発して自分でクーラーを取り付けてみようと思った訳です。カッポが「できん→接続部品を購入する必要有り」と思い込んでいるパイプとポンプの接続も根性でなんとかなりそうな気がするし。。(いつもだいたいこうやって乗り切る嫁。ビバ!根性!!ただし滅多に出さず)
ちょっと簡単に思い込みで説明すると、
水槽があります。んで、この中の水をクーラー(水槽用。クーラー内で水を冷却する)で冷やしたい。ただし、クーラー自体には水槽内の水を吸い込むポンプの部分がないので、水槽内の水を吸い出すためのポンプが必要。そしてポンプとクーラーをつなぐホース、クーラーから水槽内に水を戻すホース、この2つのホースを接続する必要も有り。そんな感じなんでしょう(全てカッポに任せたので今一つ仕組みを知らず)。で、
うちの水槽用クーラーは → ゼンスイ ZR-75s
ポンプは → カミハタ Lio1100
ホース → 内径が16㎜らしい。。パイプ本体に網状の補強が入っているすっげぇ頑丈なやつ
以上全部同じとこで買ったのでこれだけでつながる筈だが。。このポンプとホースがつながらん。。とカッポが言っていた訳です。あー、確かにポンプとホースの内径を比べるとつながらなそうな予感。そしてここでクーラー設置が断念されたまま何日か放置されていた訳ですが、嫁がここで取り出したるは根性!!
この程度の内径差なら根性かドライヤー(ホースが頑丈なのでドライヤーの熱ではびくともしない可能性有り)で何とかなる筈!!
そう確信した嫁は、必死でホースをポンプの口にねじ込みます。うりゃうりゃぁぁあああああーー!!! よし、つなげた。
なんとか全ての部品がつながりました。いよいよポンプを水槽に投入 →
モッチー(ニセモチノウオ)とウニ丼(LRに勝手にくっついてきた居候ウニ)の寝床であるLRを移動しポンプを配置。う!ポンプでかすぎっっ!そしてホースの力が強すぎて(フォースに非ず)ホース自体が細かく曲がらないのでポンプが浮いている!!
ここで既に嫌な予感はしていたものの、必死でホースをつなげた事もあって最後までやってみたい嫁。あらゆる予感に蓋をして作業を続けます。きっとあとで修正できる筈。。
なんとかクーラーで冷却された水の排出口になるホース口も水槽に投入。う!ホース固っっ!!
最悪です。でももう海水に付けちゃったし。。とにかくクーラーが動くか試してみよう。。
この判断が最も悪な最悪でした。ポンプとクーラーを作動させた途端、水が濁ります。なんでじゃぁあ??!!
あっ、と気付いて水槽内を見た嫁は絶望でした。。ホースから排出される水の量が多すぎて底砂が舞い上がっているのです!避難しまくりのチビチビ~'s。皆ササッと岩陰に隠れ、
またしても嫁が。
こんな事を思ってそうな感じ。
うわっうわぁああ!!とギャグのような事態にあせる嫁。おまけにこんな大変な時に末息子の「ブル」がウン☆っちをしてしまいました。。しかもトイレから微妙にズレてるんですが。。お腹も壊しているみたいなんですが。。。(号泣)どんどんオチが広がってゆきます。。
両腕をどっぷり海水に浸している嫁。なんとかポンプとクーラーの電源を切り、まずはブルの粗相の後片付けに走ります。海水が床に点々と。。
ブルの片付けが終わって水槽に戻ると、今度はさてどうしたもんか。とにかくこのホースを直接水槽に突っ込むのはよくない事が判明したので(もっと早く気づけよ!!)今日はクーラーの設置を断念しよう。。もっと細いパイプが必要じゃ。
モッチーらの寝床LRを元に戻し、巻き上がった砂もならします。腕を動かす度に海水が飛び散る我が家。くっっ、無念。。
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↑ 先週の日曜にご紹介した「男前豆腐」。豆腐自体はいつも「写真撮らねば」と思いつつ、ついつい食っちまうので画像ナッシング。二子玉川の高島屋にあります。
本日は文章が長いので小休止です。
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水槽の方もなんとか元に戻り、さてクーラーを何とかせねば。ここで問題。クーラー内に水が溜まっていると思われるのですが、その海水はどうやって排出すればいいのでしょう…はてさてほほぅ~~♪
とりあえず空回りさせてみるか、バケツにポンプを入れ、片方のホースは水槽内に残したまま作動させて見ることに致しました(←アホ)。
と。突然ポンプが入っている方のバケツにどんどん水が入ってくるではないですかっっ!え?え??どっから。。??第二ラウンドの開始です。
全く意味が分からず慌てる嫁。ポンプは海水を汲み上げる方じゃないのか?なんでそのポンプ側のバケツに水が増えていくのか??それは置いといてこんなにクーラー内に水が入っていたの??いえ、ふと水槽を見るとどんどん水かさが減っているではないですか!!
ぎゃー!!なんで排出口と思っていたホースから水槽の水がクーラーを通りバケツに入っていくんじゃーー!!
もう第二ラウンドになってくると、嫁が何をしているのか皆様も理解不可能になってきているかと思いますが、要するに、嫁は自らのお馬鹿によってどんどん墓穴を掘り進んでいる訳です。。
そしてバケツから水がこぼれそうな勢い。止めるにも両手がふさがっていて電源が切れません。うわっうわーっっとバケツを持ったまま両腕を上げます。水がこぼれたら家の構造上、1階にまで被害が及ぶ。。
うちの水槽はラックの上にあるんですが、この水槽よりバケツを上げたところで水が止まりました。。あ、そうか。。とっととこうすれば水の出を止めれたんだ。。
もう自分でも訳分かりません。。冷静に考えれば分かるんですが、この時はそんな余裕すらありませんでした。。
身も心もボロボロになりつつ片付ける嫁。。いろんな意味で悲しい。。の一言です。。
嫁はどうしてこんな風に育ってしまったのだろうか。。
大変な目にあいました。怒りも忘れる程の大事件でした。そんな訳で今週末「パウパウ」に行ってきます。。
あ、その前にコエダナガレサンゴの死んだと思われる部分をスポイトで吸い取ってみました。
本当に溶けている。。しかも腐っている。。
スポイトで吸い取る作業自体は結構白熱する(サンゴの基盤に力なくくっついている腐ったポリプをチュルンとスポイトで吸い取る)んでんですが、どんどん溜まっていく、見るも無残なサンゴの変わり果てた姿に涙します。ちょっと吸い取り損なうと水槽内にフワフワ糸状の物が漂うし。。何よりも吸い取った部分は匂いがありました。
ああ、死んでるな。
まさにそんな感じ。
「九相図」ってのがあるんですが、これは路上に放置された女性の死体が段々と腐敗し、最後には骨になるとゆー巻物(説明適当。仏教の教訓的な意味合いがあるそう)
なんですが、ふとそんな絵のことを思い出してしまいました。だって、今日スポイトで吸い取るまではジッと様子を見ていた訳だし。それにサンゴは骨(基盤)の部分が丸見えですからね。。サンゴには悪いことをしました。。早く安定した水温を供給しなければ。
で、これが本題。
嫁、一気奮発して自分でクーラーを取り付けてみようと思った訳です。カッポが「できん→接続部品を購入する必要有り」と思い込んでいるパイプとポンプの接続も根性でなんとかなりそうな気がするし。。(いつもだいたいこうやって乗り切る嫁。ビバ!根性!!ただし滅多に出さず)
ちょっと簡単に思い込みで説明すると、
水槽があります。んで、この中の水をクーラー(水槽用。クーラー内で水を冷却する)で冷やしたい。ただし、クーラー自体には水槽内の水を吸い込むポンプの部分がないので、水槽内の水を吸い出すためのポンプが必要。そしてポンプとクーラーをつなぐホース、クーラーから水槽内に水を戻すホース、この2つのホースを接続する必要も有り。そんな感じなんでしょう(全てカッポに任せたので今一つ仕組みを知らず)。で、
うちの水槽用クーラーは → ゼンスイ ZR-75s
ポンプは → カミハタ Lio1100
ホース → 内径が16㎜らしい。。パイプ本体に網状の補強が入っているすっげぇ頑丈なやつ
以上全部同じとこで買ったのでこれだけでつながる筈だが。。このポンプとホースがつながらん。。とカッポが言っていた訳です。あー、確かにポンプとホースの内径を比べるとつながらなそうな予感。そしてここでクーラー設置が断念されたまま何日か放置されていた訳ですが、嫁がここで取り出したるは根性!!
この程度の内径差なら根性かドライヤー(ホースが頑丈なのでドライヤーの熱ではびくともしない可能性有り)で何とかなる筈!!
そう確信した嫁は、必死でホースをポンプの口にねじ込みます。うりゃうりゃぁぁあああああーー!!! よし、つなげた。
なんとか全ての部品がつながりました。いよいよポンプを水槽に投入 →
モッチー(ニセモチノウオ)とウニ丼(LRに勝手にくっついてきた居候ウニ)の寝床であるLRを移動しポンプを配置。う!ポンプでかすぎっっ!そしてホースの力が強すぎて(フォースに非ず)ホース自体が細かく曲がらないのでポンプが浮いている!!
ここで既に嫌な予感はしていたものの、必死でホースをつなげた事もあって最後までやってみたい嫁。あらゆる予感に蓋をして作業を続けます。きっとあとで修正できる筈。。
なんとかクーラーで冷却された水の排出口になるホース口も水槽に投入。う!ホース固っっ!!
最悪です。でももう海水に付けちゃったし。。とにかくクーラーが動くか試してみよう。。
この判断が最も悪な最悪でした。ポンプとクーラーを作動させた途端、水が濁ります。なんでじゃぁあ??!!
あっ、と気付いて水槽内を見た嫁は絶望でした。。ホースから排出される水の量が多すぎて底砂が舞い上がっているのです!避難しまくりのチビチビ~'s。皆ササッと岩陰に隠れ、
またしても嫁が。
こんな事を思ってそうな感じ。
うわっうわぁああ!!とギャグのような事態にあせる嫁。おまけにこんな大変な時に末息子の「ブル」がウン☆っちをしてしまいました。。しかもトイレから微妙にズレてるんですが。。お腹も壊しているみたいなんですが。。。(号泣)どんどんオチが広がってゆきます。。
両腕をどっぷり海水に浸している嫁。なんとかポンプとクーラーの電源を切り、まずはブルの粗相の後片付けに走ります。海水が床に点々と。。
ブルの片付けが終わって水槽に戻ると、今度はさてどうしたもんか。とにかくこのホースを直接水槽に突っ込むのはよくない事が判明したので(もっと早く気づけよ!!)今日はクーラーの設置を断念しよう。。もっと細いパイプが必要じゃ。
モッチーらの寝床LRを元に戻し、巻き上がった砂もならします。腕を動かす度に海水が飛び散る我が家。くっっ、無念。。
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本日は文章が長いので小休止です。
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水槽の方もなんとか元に戻り、さてクーラーを何とかせねば。ここで問題。クーラー内に水が溜まっていると思われるのですが、その海水はどうやって排出すればいいのでしょう…はてさてほほぅ~~♪
とりあえず空回りさせてみるか、バケツにポンプを入れ、片方のホースは水槽内に残したまま作動させて見ることに致しました(←アホ)。
と。突然ポンプが入っている方のバケツにどんどん水が入ってくるではないですかっっ!え?え??どっから。。??第二ラウンドの開始です。
全く意味が分からず慌てる嫁。ポンプは海水を汲み上げる方じゃないのか?なんでそのポンプ側のバケツに水が増えていくのか??それは置いといてこんなにクーラー内に水が入っていたの??いえ、ふと水槽を見るとどんどん水かさが減っているではないですか!!
ぎゃー!!なんで排出口と思っていたホースから水槽の水がクーラーを通りバケツに入っていくんじゃーー!!
もう第二ラウンドになってくると、嫁が何をしているのか皆様も理解不可能になってきているかと思いますが、要するに、嫁は自らのお馬鹿によってどんどん墓穴を掘り進んでいる訳です。。
そしてバケツから水がこぼれそうな勢い。止めるにも両手がふさがっていて電源が切れません。うわっうわーっっとバケツを持ったまま両腕を上げます。水がこぼれたら家の構造上、1階にまで被害が及ぶ。。
うちの水槽はラックの上にあるんですが、この水槽よりバケツを上げたところで水が止まりました。。あ、そうか。。とっととこうすれば水の出を止めれたんだ。。
もう自分でも訳分かりません。。冷静に考えれば分かるんですが、この時はそんな余裕すらありませんでした。。
身も心もボロボロになりつつ片付ける嫁。。いろんな意味で悲しい。。の一言です。。
嫁はどうしてこんな風に育ってしまったのだろうか。。
大変な目にあいました。怒りも忘れる程の大事件でした。そんな訳で今週末「パウパウ」に行ってきます。。
by umiwarabe
| 2005-07-23 12:59
| マリンアクアリウム