ナメクジとウミウシと
ライム達と生活するうちに元来動物好きだった心がさらにパワーアップ、命大好きっ子になりつつある嫁。今だ成功体験が一度もない植物とも生活を共にし、前々から憧れていた「ブラックキャット」とゆータロイモ科の植物も我が家で同居しております。
↑ 長いおひげに黒い花。よその国では「悪魔の花」とも言われているそうです。ひで~な~。(今だ残っている引越しの残骸、ダンボールまで写ってこれまたひで~)
この花、世話が少し大変そう。高温多湿を好むので本当は温室がある方がいいみたいなんですが、温かい所でお水をいっぱいあげてください、とショップの方に言われ説明書にもそう書かれてあるのでどちらかというと乾燥気味の我が家では霧吹きシュッシュッを毎日してあげております。でも元気がなくなってきた。。花がしおれ気味で花好きが見たらしばかれそうな勢いです。
↑ お顔は爺むさいです。
今日も今日とて玄関のドア開けて霧吹きを吹いていたんですが、昨日の東京は大雨。いい塩梅に湿気もあったんでしょうね。ふと土の方を見ると招かざる客人がノッソリ歩いておりました。思わず霧吹きの柄に乗せてペッ!としてしまう嫁。客人の名は
THE ナメクジ。
しかも子供です。反則技だ!最近命大好きっ子な嫁はナメクジが植物の害虫である事はなんとなく知っているのですが、そのあまりの小ささと、ペッ!とされた場所でも一生懸命目を伸ばし移動を開始するナメクジの子の行く末が気になったのでありました。ほんの0コンマ何秒か前までは台所で塩をかけている自分の姿を想像していたのですが。。(何に乗せて塩をかけようか考えていた)
これまた何秒か悩む嫁。このまま放っておくのはどうかと思うし(害虫だし。玄関の前にネロネロ歩いた跡を残されるのもツライ。)、飼ってみるってのもなー。。小学生じゃないしなー。。しかも今は可愛いがでかくなったらどうなるか分からんし、何よりもナメクジまで飼いだしたらさすがにカッポに何か言われそうだしな。。でも元のブラックキャットさんの足元に帰すのは明らかにあかんやろうし。。この子を傷つけることなく且つ自分の力で生き延びるチャンスをやりたい。。
大変身勝手な思いを次から次へと頭に浮かべ、彼の処遇を決める嫁。そうだ!一応うちの敷地内にある占有庭(しかし庭に在らず。路地裏に申し訳無さそうに草が植えられているだけだ!)に移動させよう!
嫁は必死でナメクジを指に乗せ、大移動を開始。わずか10秒後にはナメクジはサバイバルな路地裏へと引越ししたのでした(ドキドキしましたが、まだナメクジが触れるくらいには野生児でした、嫁)。
お前にその力があれば生き延びれよう。。
そしていつか有事の時こそは嫁にご恩を返すが良い。
そう思いつつ、小学生の頃を思い出す嫁。登校途中川でモグラが流されているのを発見。冬の寒い時だったにもかかわらず生きたまま流されているモグラを無視できるほどは百姓でもなかった嫁は(お百姓さんにとってモグラは害獣です。このモグラも捕まって川に流されたのでしょう。うちの祖父は昔モグラを捕まえて逆さ貼り付けの刑に処しておりました。学校から帰って「モグラを捕まえた」と聞いたとき、嬉々として見に行ったのですが、すでに昇天している逆さになったモグラさんの姿は印象的でした。。「飼えるかな」と思っていた嫁の心はあまりに純真であった。。)、遅刻するのもものともせず(本当はちょっと優等生だったんですっげぇドキドキしてた)川に飛び込み(足首くらいの深さだった)無事モグラを助け出したのでした。この後母の車に乗って学校に行ったのは言うまでも無い。でも怒られるかと思ったのに母が笑って車に乗せてくれたのが今も思い出されます。
あのモグラは恩返ししたのか!!?
きっとしてくれたのでしょう。モグラの恩返しの上に今の嫁の生活が成り立っていると信じております。
ちょっとタイトルの「ウミウシ」が出てこんのですが、「ウミウシ」、気持ち悪いですよねー、実際嫁も見る前までは「ウミウシガイドブック」なんて、あのナメクジが色彩豊かになったみたいなのが丸々1冊本になって、ダイバーは変態か??と思っていたんですが、海で出会うと癒されます。可愛いです。とてもダイバーに危害を加えれるような大きさにも見えません(5㎜とか1㎝とかです。)。海の中は遠くになれば成る程青みがかった色彩になりますが、ウミウシって目を近づけないと見れない程小さいのでいつも色彩豊かな色がダイレクトに見れます。これが人気の秘密なのかな。。嫁なんかは今だに海が怖いので潜った時にこうゆー小さい生き物が綺麗な色でお出迎えしくれると本当に癒されます。
↑ ウミウシー's in 沖縄。カッポがいろんなポイントで撮った子達。皆チビっ子です。
でもこのウミウシ、地上にいたら絶対皆引くと思うんだよね。
海って不思議ね。空気感染する不安がないからかしら。マスクやグローブ、スーツで体を覆っているからかしらん。
お前もナメクジじゃなくウミウシだったらねー。。違う出会い方だったのにねー。。
とこれから自分が体験するであろう未知の世界を知ることもなく草を移動して去っていくナメクジを想うのでありました。
今日は「ナメクジとモグラと」か?
この花、世話が少し大変そう。高温多湿を好むので本当は温室がある方がいいみたいなんですが、温かい所でお水をいっぱいあげてください、とショップの方に言われ説明書にもそう書かれてあるのでどちらかというと乾燥気味の我が家では霧吹きシュッシュッを毎日してあげております。でも元気がなくなってきた。。花がしおれ気味で花好きが見たらしばかれそうな勢いです。
今日も今日とて玄関のドア開けて霧吹きを吹いていたんですが、昨日の東京は大雨。いい塩梅に湿気もあったんでしょうね。ふと土の方を見ると招かざる客人がノッソリ歩いておりました。思わず霧吹きの柄に乗せてペッ!としてしまう嫁。客人の名は
THE ナメクジ。
しかも子供です。反則技だ!最近命大好きっ子な嫁はナメクジが植物の害虫である事はなんとなく知っているのですが、そのあまりの小ささと、ペッ!とされた場所でも一生懸命目を伸ばし移動を開始するナメクジの子の行く末が気になったのでありました。ほんの0コンマ何秒か前までは台所で塩をかけている自分の姿を想像していたのですが。。(何に乗せて塩をかけようか考えていた)
これまた何秒か悩む嫁。このまま放っておくのはどうかと思うし(害虫だし。玄関の前にネロネロ歩いた跡を残されるのもツライ。)、飼ってみるってのもなー。。小学生じゃないしなー。。しかも今は可愛いがでかくなったらどうなるか分からんし、何よりもナメクジまで飼いだしたらさすがにカッポに何か言われそうだしな。。でも元のブラックキャットさんの足元に帰すのは明らかにあかんやろうし。。この子を傷つけることなく且つ自分の力で生き延びるチャンスをやりたい。。
大変身勝手な思いを次から次へと頭に浮かべ、彼の処遇を決める嫁。そうだ!一応うちの敷地内にある占有庭(しかし庭に在らず。路地裏に申し訳無さそうに草が植えられているだけだ!)に移動させよう!
嫁は必死でナメクジを指に乗せ、大移動を開始。わずか10秒後にはナメクジはサバイバルな路地裏へと引越ししたのでした(ドキドキしましたが、まだナメクジが触れるくらいには野生児でした、嫁)。
お前にその力があれば生き延びれよう。。
そしていつか有事の時こそは嫁にご恩を返すが良い。
そう思いつつ、小学生の頃を思い出す嫁。登校途中川でモグラが流されているのを発見。冬の寒い時だったにもかかわらず生きたまま流されているモグラを無視できるほどは百姓でもなかった嫁は(お百姓さんにとってモグラは害獣です。このモグラも捕まって川に流されたのでしょう。うちの祖父は昔モグラを捕まえて逆さ貼り付けの刑に処しておりました。学校から帰って「モグラを捕まえた」と聞いたとき、嬉々として見に行ったのですが、すでに昇天している逆さになったモグラさんの姿は印象的でした。。「飼えるかな」と思っていた嫁の心はあまりに純真であった。。)、遅刻するのもものともせず(本当はちょっと優等生だったんですっげぇドキドキしてた)川に飛び込み(足首くらいの深さだった)無事モグラを助け出したのでした。この後母の車に乗って学校に行ったのは言うまでも無い。でも怒られるかと思ったのに母が笑って車に乗せてくれたのが今も思い出されます。
あのモグラは恩返ししたのか!!?
きっとしてくれたのでしょう。モグラの恩返しの上に今の嫁の生活が成り立っていると信じております。
ちょっとタイトルの「ウミウシ」が出てこんのですが、「ウミウシ」、気持ち悪いですよねー、実際嫁も見る前までは「ウミウシガイドブック」なんて、あのナメクジが色彩豊かになったみたいなのが丸々1冊本になって、ダイバーは変態か??と思っていたんですが、海で出会うと癒されます。可愛いです。とてもダイバーに危害を加えれるような大きさにも見えません(5㎜とか1㎝とかです。)。海の中は遠くになれば成る程青みがかった色彩になりますが、ウミウシって目を近づけないと見れない程小さいのでいつも色彩豊かな色がダイレクトに見れます。これが人気の秘密なのかな。。嫁なんかは今だに海が怖いので潜った時にこうゆー小さい生き物が綺麗な色でお出迎えしくれると本当に癒されます。
でもこのウミウシ、地上にいたら絶対皆引くと思うんだよね。
海って不思議ね。空気感染する不安がないからかしら。マスクやグローブ、スーツで体を覆っているからかしらん。
お前もナメクジじゃなくウミウシだったらねー。。違う出会い方だったのにねー。。
とこれから自分が体験するであろう未知の世界を知ることもなく草を移動して去っていくナメクジを想うのでありました。
今日は「ナメクジとモグラと」か?
by umiwarabe
| 2005-04-21 11:15
| 雑記